イーサリアム(Ethereum/ETH)がメトロポリスハードフォークを9月下旬に行うとアナウンス

 

BitcoinとBitcoin Cashについてのニュースの喧騒で、Ethereumはやや注目の外にいました。

しかし、Ethereum Developerチームは、メトロポリスのハードフォークが今年の9月下旬に発生する予定であるという声明をリリースしました。

以下は主にcointelegraphのJon Buckによる記事に補足を加えて日本語記事にしたものです。

 

 

イーサリアムのロードマップとはなにか?

イーサリアム(Ethereum) : 注目の次世代ブロックチェーンプラットフォームのこれまでとこれから

 

以前の記事からイーサリアムロードマップについての記述を引用します。

Sponsored Link


イーサリアムロードマップ

  1. フロンティア(Frontier)開拓 2015,7
  2. ホームステッド(Homestead)家  2016,3
  3. メトロポリス(Metropolis)街 2017,夏~11月付近
  4. セレニティ(Serenity)静けさ  2017~2018前後

 

フロンティアは2015年7月にリリースされ、これは名前の通りイーサリアムの初期段階であり、イーサリアムの利用を考える許可された開発者たちが、構造を学んだり実験したり、Etherのマイニングをしたり。Dappsとツールの構築を開始したりした時期です。

 

ホームステッドは2016年3月にリリースされ、これは安定バージョンとして発表されたものであり、多くの企業が参入しやすい状況になりました。このアップグレードには、プロトコルの改訂やネットワークの変更が含まれており、ネットワークのアップグレードやトランザクションの高速化が可能となりました。

 

また2017年夏~11月付近にはメトロポリスへの移行があります。
これはスマートコントラクト開発者に、より柔軟性を提供することを目的としています。
Jamesonによると、スマートコントラクトは最終的にFeeを自動的に支払うことができ、ユーザーがスマートコントラクトを外部で調達する必要はありません。
これはトランザクションなどのガス料金を送信者だけではなく、受信者や中間業者など、任意のアカウントが払うことをサポートする、また複数人が支払うことも可能になるということです。
また、コマンドラインからグラフィカルインターフェイスに移行します。

 

その後セレニティへとアップグレードが予定されています。
セレニティでの大きなゴールは、合意形成の方法として、PoWからPoSへ移行することです。
Casper”とは、Serenity フェーズにおいて採用される予定のイーサリアムにおけるPoSアルゴリズムの名称です。

この合意形成の変更については、現在のイーサリアムの発展における重要なファクターです。
イーサリアムの取引証明においては現状、ビットコインと同じPoW(プルーフオブワーク)が採用されています。
取引証明において、その絶対的な信頼性・有効性は現在のところPoWが優位だとする意見もありますが、PoWには電力消費の非生産性、51%攻撃などのセキュリティ上憂慮すべき点がいくつかあります。

イーサリアム(Ethereum) : 注目の次世代ブロックチェーンプラットフォームのこれまでとこれから

 

 

 

この先のロードマップ

ハードフォークは、2017年のEthereumロードマップが今年初めにリリースされた後、広く予想されていました。ロードマップでは、今後のリリースでプラットフォームのいくつかの主要なアップグレードが含まれることを示しています。

その今年行われた発表では、アップデートリリースのために所要期間として3〜6ヶ月の猶予を示し、9月下旬は公表していた6ヶ月の期間の終わりに位置しています。

タイミングは多くの人が期待していたよりも遅いですが、このニュースはEthereumのアップグレードを求める人にとっては歓迎すべきことです。

 

予想されるアップグレード

Anonymous

新しいハードフォークは、いくつかの重要なアップグレードを可能にするはずです。

まず第一に、匿名性の向上に、新しい「zk-SNARK」または「ゼロ知識証明」が付随します。ユーザーは過去よりも高いレベルで匿名トランザクションを実行できます。

第2に、新しいアップグレードでプログラミングとスマートコントラクトがはるかに簡単になり、現在のプログラマーの負担を軽減します。またトランザクションなどのガス料金を送信者だけではなく、受信者や中間業者など、任意のアカウントが払うことをサポートします、また複数人が支払うことも可能になるということです。

第3に、セキュリティに対して気をつかうユーザーについては、マスキング(Masking)と呼ばれる技術があります。
これは、ユーザーが秘密鍵を持つアドレスを決定することを可能にし、アカウントを抽象化します。これは、量子コンピュータのハッキングに対しても、ネットワークのセキュリティを強化します。

最後に、アップグレードには、マイニングを指数関数的に困難にするための「ディフィカルティ・ボム」が含まれています。

この爆弾は、プルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)への移行の中間段階になるように設計されています。これはしばしば「イーサリアム・アイスエイジ(Ethereum Ice Age)」(イーサリアムの氷河期)と呼ばれています。

 

価格の反応は?

イーサリアム・アイスエイジ

アップグレードによって価格が増減するかどうかは不明です。マイニングが減速するにつれて、価格が下がる可能性があります。

ただし、アップグレードによってシステム全体のユーザー数が増加し、価格が上昇する可能性があります。

それにもかかわらず、メトロポリスはロードマップ上の最後から2番目の停留所です。次のアップグレードであるセレニティは、安定性の向上をもたらし、より大きな投資と価格のサポートをもたらすことでしょう。

 


記事のベース原文(英文):cointelegraph、『Ethereum Announces Metropolis Hard Fork Coming Late September』:https://cointelegraph.com/news/ethereum-announces-metropolis-hard-fork-coming-late-september

Sponsored Link


 

メトロポリスの詳細:

Sponsored Link

このブログはNEM猫プロジェクトを応援しています。

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で