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【DSR】4K ULTRAHD解像度 超高画質スクリーン・ショットの撮影方法

 

 

概要

主にゲームにおいて、綺麗な絵を保存するためにスクリーンショットを撮ることがあると思います。ただモニターがフルHDのものですと、最大値でも1920×1080までの解像度しか撮影することができません。通常そこまでの解像度があれば不足するシーンは少ないですが、例えばトリミングを前提とした撮影だったりWebサイトやDTP等印刷が関係するアセットとして利用することが前提となったスクリーンショット撮影の場合、1920×1080では解像度が不足する場合があります。スクリーンショットは、モニタ解像度に依存しますので、4K(3840×2160)の解像度をもつスクリーンショットを得たい場合、4Kのモニターを準備する必要があります。

しかし、nVidiaのグラフィックボードで使用できるハードウェアレベルでのグラフィックテクノロジーであるDSR(Dynamic Super Resolution)を使用することで、モニター解像度に依存しないゲームプレイと録画、およびスクリーンショットを撮影することが可能です。

 

DSR(Dynamic Super Resolution)

 

設定の仕方

GeForce Experienceの場合

GeForce Experienceをインストールしている人は、以下の方法で設定できます。

 

ゲームカードから詳細を選択

 

スパナから、Dynamic Super Resolution
設定したい解像度を選ぶ

 

NVIDIAコントロールパネルとシステムからの場合

ただしこの場合、GeForce Experienceに対応しているゲームしかライブラリに表示されませんので、通常はこちらの方法になると思います。

手順1:NVIDIAコントロールパネルからDSR係数を設定

 

NVIDIAコントロールパネルを開く
タスクトレイなどに常駐している

3D設定>3D設定の管理から、グローバル設定タブ内の「DSR-係数」から自分が必要だと思う拡張解像度を選びます。この時点でモニター出力が変わるわけではないので、必要そうな倍率にはチェックを入れておくと良いでしょう。この場合、「4.00× (native resolution)」がフルHD→4K相当の拡張設定になります。

 

手順2:OSレベルでのディスプレイ設定からDSR環境に移行する

手順2まで作業すると、解像度が変わりますので注意です。

 

windows10の場合、設定>システム

 

ディスプレイ>拡大縮小とレイアウト>解像度
にNVIDIAコントロールパネルで設定した拡張解像度が追加されている。
任意に選択。

 

実際にスクリーンショットを撮影する

 

二ノ国2

『二ノ国II レヴァナントキングダム』で撮影
4K解像度からトリミング(3840×1990)。とても綺麗で、まるで映画のワンシーン。(ちなみに操作中の画面)

 

DSRでの拡張解像度でスクリーンショットを撮ると、手順2で設定した解像度で保存されます。方法は様々ですが、

  • SteamのF12
  • ShadowPlayのスクリーンショット

などに加えて、

  • スクリーンショットソフトでのキャプチャ
  • windows標準のSnapping Tool

などのゲームクライアントのネイティブなスクリーンショット機能を使わなくても、拡張解像度で保存されます。例えば、私はいつもスクリーンショットソフトにscreenpressoを使っているのですが、こうしたソフトの指定範囲キャプチャなどでも拡張解像度で保存されます。またソフトウェアのインタフェースなどもDSRで4Kに拡張していれば4K相当の解像度で保存されます。

 

楽しみ方

美しくゲーム記録を残す

近年は映像がとても綺麗なゲームが多くリソースされていて、スクリーンショットを撮るのが楽しい人はけっこういるのではないかと思っています。

Vtuberなど、バーチャル系の写真撮影

紹介記事を書くに至った当初の動機はこっち。バーチャルな空間に身を置くVの者たちが、綺麗な写真を得られればと思い。

利用用途1:DTP用リソース撮影

主にVカツなどを使う人たちには、特に有用だと思います。

冒頭で、利用シーンとして「WebサイトやDTP等印刷が関係するアセットとして利用することが前提となったスクリーンショット撮影の場合」と書きましたが、特にDTPなどに関しては解像度がものをいうことが多々あります。印刷に解像度は正義。高ければ高いだけ仕上がりが良くなります。

Vカツでは、横向きのモニター全面にモデルが移るような回転操作が可能なため、3840×2160という安心感のある解像度で全身のスクリーンショットが得られます。Vtuberなどでは、自分のグッズをPixivなどのサービスを使って自作販売する人もわりといるように思います。こうした販売用の写真リソースなどに活用できるのではないでしょうか(Vカツは撮影イメージを利用した商用利用が可能)。おそらくですが、このような方法で得たリソースを使って抱きまくらなどを制作する猛者もでるはず。

利用用途2:バーチャルスタジオ撮影を楽しむ

バーチャルモデル、あるいはバーチャルヒューマンというジャンルに興味があり、最近少し調べているのですが、このジャンルはすごく面白いと思います。
少し前まではコンピュータグラフィックスの人物が、現実のプロモーションに活用されるなど無理だと思われてきましたが(不気味の谷)、近年は人間的な情緒が感じられる絵が出せるようになってきたと思います。「コンピュータグラフィックスに何してんの?」という声もありそうですが、やってることは普通にスタジオでの写真撮影と変わらないと実際やると気づきます。フランスのラグジュアリーブランド「バルマン(BALMAIN)」のバーチャルモデルになったShudu gram などの日本版みたいなものだと思う。

ちょっと話が脱線するので、バーチャルモデルは別のところで書きたいと思います。
気になった人がいたら、とりあえずShuduを見てみてください。

おわり

そんな感じで、DSRで良いスクリーンショットライフを楽しんでください。

おわり。

この記事を書いた人

伊澄 理夢

伊澄 理夢 / イズミ リム / IZUMI Rhime
2017年3月からブロックチェーンに興味を持って以来、デザインの面から、"NEM"を通じて技術の普及に貢献できる道を探しています。
児童文学と純文学、哲学と現代思想、仏教と禅、黒い服と民族衣装が好きなINTROVERT(内向型)です。
大学ではデザインを学ぶ。