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バーチャルマーケット2、行ってきました【VMエントランス編】

バーチャルマーケット2 VOL1

 

2019年3月8日から10日までVRChat内で開催されている「バーチャルマーケット2」に行ってきました。
まだエントランスしか回れなていないのですが、いろいろ写真を取ってきたので淡々と貼ります。

※追記2019年4月24日:バーチャルマーケット3開催するそうです。結局2はエントランスをうろうろするだけで終わりました。

デスクトップ勢にやさしいデザイン

まず嬉しかったのは、デスクトップ勢にやさしいデザインだったことです。Escを押すとデフォルトのUIの上部にバーチャルマーケット2(以下VM2)独自の拡張メニューが表示されます。ワールド単位でメニュー拡張なんてできるんですね。すごいです。純正っぽいUIなのでVRC SDKで用意されたりするのかな?

virtualMarket2\バーチャルマーケット2
ミラーと自撮りカメラとマップ。Configは影の落ち方をいじれる。

 

virtualMarket2\バーチャルマーケット2
ミラーを表示させるとこんなかんじ。ミラーは持てる。

とくにいいと思ったのは自撮りカメラ。VRモードだとネイティブでサポートされているんですが、デスクトップモードだと現状VRCでは自撮りできないんです。

virtualMarket2\バーチャルマーケット2
SelfieStickをONにするとカメラのオブジェクトが生成されて持つと自撮りできる。

坪倉家(メディアアーティストの坪倉さんのVRC内のワールドというか おうち)にあった簡易スタジオ機能にもスクリーンを支配的に変更するシステムがあったので、同じ原理かもしれない。すごい。

VRchat内の坪倉家簡易スタジオ
VRchat内の坪倉家簡易スタジオ。勝手に上がり込んで記念撮影して帰っていくスタイル。

持つ場所を変えると視点も変わります。これがガチ恋距離……?

エントランス一階

バーチャルマーケット2のエントランス
バーチャルマーケット2のエントランス

NPC案内スタッフ

エントランスからちょっと先に進んだところに案内スタッフ(NPC)がいました。日本語、英語、韓国語その他、左にあるボタンを押したら喋ってくれました。案内リストも押したらウィンドウが開きました。どうやって実装してるんでしょう。気になるな~。

バーチャルマーケット2の案内嬢

下まで降りると協賛企業ブースでした。ごらんの通りカオスに片足を突っ込んでいる感じがすてきです。

バーチャルマーケット2の一階

東雲めぐ×セブンイレブン

左のカフェはセブンイレブンと東雲めぐちゃんのコラボ的ななにかでした。NPCでしたが音声が流れてました。東雲めぐちゃんは名前は知っていましたが、はじめて声聴きました。ほんわか系です。「はぴふり~~~」みたいなことを言ってました。「しゃららら~んしゃららら~ん」みたいな。公式放送があるのですが、VMエントランスは東雲めぐちゃんが担当みたいです。

バーチャルマーケット2の東雲めぐちゃん
バーチャルマーケット2の東雲めぐちゃん
バーチャルマーケット2の東雲めぐちゃん
セブンイレブンとのコラボ的ななにかでした。こんな画像を上げた宵にでも信者さんたちに刺されはしまいかと心配です。

 

ここまできて、upd8(スペル合ってるか不安)のブースに置いてあったキズナアイのメガネを手にとったら取れなくなってしまったので一旦Homeに帰還しました。

キズナアイに呪われた図
キズナアイのメガネに呪われた:一度もったら取れなかった

閑話休題:VM2訪問時の格好

ここで私事のどうでもいい話をひとつ。前回のVMを見て「うおー」と思ってから、次回のVM2までには自分のアバターをちゃんとしたい用意したいなというのがありました。ただUnityのUの時も分からない状況だったので、このくらいのKawaii力を手に入れるまでには数多の怪文書の読解とエラーとの闘いとたくさんの妥協とが必要でした。Blender2.7x系のUIに拒絶反応を起こしてしまう病なのでモデリングはできないですし(Blender2.8x系のUIアップデートには多大なる期待を寄せている)、かといって市販のモデルを買うのはなんか違うなというのがあって、こうなると自分で理想のモデルに寄せていくしかないわけです。そういうなかでVroidとBoothにはとてもお世話になりました(どっちもpixivですね)。

たとえば、メッシュが別れているときにマテリアルごとの光源計算の指定の影響で顔と体の影の入り具合に差ができてしまって、首のところに境目ができるという不具合がありました。そこでsiodome0さんの出品しているマフラーを買ってきて首に巻くという対処療法をしたりとか。ただこれは@kuukuukon #空々神社社務所さんが「Home等の一部のワールドでアバターのメッシュごとに明るさが違う問題に対処する」としてドキュメントを公開してたりするので解決できそうです(ちなみに全てのメッシュのSkinned Mesh Renderer コンポーネントのProbeAnchorに同じオブジェクトを指定して光源計算の基準点を統一することで解決するそうです)。

バーチャルマーケット2
メッシュの不具合隠しに動員されたマフラー。テクスチャを変えてブラックペイズリー柄に。ダイナミックボーンをAttachして揺れるようにした。

UnityだとIK(インバースキネマティクス)で操作できるようにするのも一苦労なのに対して、Vroidはポチポチするだけでぐりぐり動かせるのは、控えめに言って神だと思います。です。なにが言いたいかというとUnityは大変だけどなんでも出来て神になれる。Vroidは神ソフト。あとは服の仕様がどうにかなればとても良い。3DCGの人体モデルは、大体服を着ていると見せているだけで大体は肌と一体化しているので着替えなどが大変です。例えていうなら『小林さんちのメイドラゴン』のトールのメイド服が実は鱗で出来ているのと同じ感じ。ですが、Vroid wearというのがVroidから発表されて、やっぱりVroidは神だという話です。閑話休題おわり。

バーチャルマーケットはワシが育てた

エントランス一階の一番奥まで進むと、こんなとこにたどり着きます。これは、CAMPFIREで行われたクラウドファンディングのプランで「バーチャルマーケットはワシが育てた」プランというのがあって、3000円くらいだったと思いましたが、支援すると石碑に名前を刻んでくれるんです。支援しようか迷いましたが、つよつよグラボとOculusかViveの購入に充てるのが先かなという非常に世知辛い判断により見送らせてもらおうかという感じです(記事執筆時点ではまだ支援できる)。でも石碑エモいです。あとおまけのオルゴールもほしい!迷います。

バーチャルマーケット2はワシが育てた
「バーチャルマーケットはワシが育てた」の石碑

エントランス二階

にじさんじ

石碑のあたりから二階にあがるポータルがあってのぼりました。二回も協賛企業ブースです。これはにじさんじさんのやつだと思います。詳しくないためペラっとした説明で終わりになります。

にじさんじのブース。くわしくないです。
にじさんじのブース。あんまりくわしくないです。

シィアニア王国

これはリオネルちゃんです。いま軽く調べたらなんと女の子ではなく男の子でした。衝撃。本名は「リオネル・エレオノール・ド・シィアニア」で、シィアニア王国の王子です。造形とかすごいですよね。素人目の感想としては「お金かかってそうだな」という世知辛い意見がでてきてしまい、「これが貴族と庶民の格差か…」とバーチャルにして現実を見せられました。

リオネルさん
リオネル・エレオノール・ド・シィアニア王子です。けもけも。

TSUKUMOのバーチャルプリクラ

パソコン関連企業のTSUKUMOのブースもありました。楽しさでいったら一番な気がします。なぜかプリクラみたいなものが併設されていました。ブースの中に立って、前の白い球にふれると5秒後くらいに写真を撮られます。はじめにやったときはよくわからずに5秒経過して、見事に半目になりました。二回目からはコツをつかんで、いい感じに撮れました。しかも撮影された写真は、横のTSUKUMOビルの広告枠に表示されるギミックもあり。

バーチャルマーケット2Tsukumo
TSUKUMOブースにあったバーチャルプリクラ。1ショット目で見事な半目写りを達成しました。

このTSUKUMOブースは、バーチャル展示のノウハウを学べそうな気がします。下を見てわかるとおり、写真を撮ると、TSUKUMO側が推したいものがばっちりフレームに入ります。G-GEARというのはTSUKUMOのBTOパソコンカテゴリーのなかでゲーミング領域をカバーしたパソコンブランドだったと思います。VRはなにかと つよつよPCが必要になってくるので宣伝効果はバッチリですね!実は私の自作デスクトップもTSUKUMOでパーツを調達したのだったりします。こんなはるばる電脳空間まで出張してプリクラとビルまで建ててお疲れ様でしたという感じです。みんなVR READYのPCを自作したりBTOで注文するときは、ぜひTSUKUMOで買いましょう。今風に言うなら「TSUKUMOをすこれ」。

バーチャルマーケット2Tsukumo
取った写真がビルに写るギミック。この力の入れようはどこからきたのか。一番楽しいブースでした。「TSUKUMOをすこれ」

Vroid

PixivのVroidです。お世話になってます。

バーチャルマーケット2のVroid
バーチャルマーケット2のVroidブース。お世話になっております。

TOKYO CHRONOS

一番宣伝らしいブース。こういうのがあると自撮りカメラもったkawaiiたちがSNSにあげまくると思うのでいいと思います。

バーチャルマーケット2
宣伝。こういうのいいと思う。

バーチャルマーケット2

ワールド分岐ポイント

二階の一番奥まで進むとワールド分岐ポイントまで登れました。EXHIBIT(展示)って書いてあったので赤色のほうに突っ込んだら企業ブースのほうに戻るというのを何回か繰り返して少しまよいましたが、ワールド分岐は赤じゃなくて左の青いほうに進みます。ここから、「バーチャルミュージアム」「Future Terminal」「異世界マルシェ」「モクリバザール」「絢爛博覧会」に飛ぶことができます。ちなみにVMエントランスはクジラのかたちをしているんですが、ここの分岐ポイントはちょうどクジラのがぶしゅーと水をはいたところにあたります。

ワールド分岐は赤じゃないですよ

 

おわりに

VMエントランスを見て回りました。この他に5つもワールドがあるので、まだ20%弱しか見てないことになります。しかもワールドごとにAとかBとか平行世界があるので、さらに見てない度は下がります。2回めにしてすでに「お目当てのところを回ってあとはちょっと流し見して帰る」ぐらいの密度です。全部回るつもりですが、開催中は厳しいかもしれないです。次は記事執筆中にのらきゃっと放送をみてたので異世界マルシェBに行こうかと思います。

補足:ワールドを快適に回るにはつよつよPCを

コンテンツ山盛りですので大丈夫かなと思っていたのですが、やはりぎりぎりVR READYじゃないくらいのスペック(詳細は下図左上を参照)だとデスクトップモードですらFPS的にあやしい感じでした。気になったので、NVIDIAの中の人が作ったというGPUProfilerというのをGithubからダウンロードしてきて10分だけVMエントランスのワールド負荷をモニターしてみたのですが、GPUが頭打ちになる場面がでてしまいました。今どきの自作界の風潮(?)として「CPUはそれなりのをとりあえず積んでおいて、GPUを強くしろ」というのがあると思いますが、以下のグラフ内でGPUが死んでるポイントでCPUはそれなりに生きていることがわかるように、そうしたセオリーは有効なようです。

たぶんGTX1060 6GBでもVM2ぐらいの山盛りワールドでしかもパブリックでアバターがいっぱいとかだとFPSが厳しくなりそうです。最適化が難しい構造だからだと思いますが、VRchatがぬるぬる動くとなるとGTX1070Ti前後は必要かもしれないです。VRChatは無料!!!!

バーチャルマーケット2の負荷具合
ワールド負荷上昇。TSUKUMOの商売繁盛が目に浮かびます。

 

 

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伊澄 理夢

伊澄 理夢 / イズミ リム / IZUMI Rhime
2017年3月からブロックチェーンに興味を持って以来、デザインの面から、"NEM"を通じて技術の普及に貢献できる道を探しています。
児童文学と純文学、哲学と現代思想、仏教と禅、黒い服と民族衣装が好きなINTROVERT(内向型)です。
大学ではデザインを学ぶ。