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ビットコインの理解の旅へ:ビットコインとブロックチェーン①

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価値のインターネット

 

ビットコイン

 

ビットコイン
それは、価値のインターネットという表現がとてもぴったりきます。

 

ちょっと、たとえで説明してみましょう。
現在、わたしたちはネット環境がありさえすれば、パソコンやスマートフォンなどを少し操作するだけでいつでもどこでも世界中の人に瞬時にメッセージを送れるようになりました。
送る側は、相手側のメールアドレスなどを教えてもらって、そのアドレスを宛先に入力して「送信」を押せばメールを送ることができます。
そうすると日本からアメリカでもドイツでもブラジルでもナイジェリアでもあっという間に、”びゅーん”とメールが飛んでいきます。

 

ビットコインを送信する

 

ビットコインは価値のインターネットだと書きました。
まだビットコインを買ったり使ったりしたという経験がある人は多くはないと思うので感覚として説明すると、ビットコインを送信(送金)するときの感じとしては、ほとんどメールと同じです。

ビットコインをだれかに送りたいときは、「1JtBqbytC4BqFyzyjVv7h1a6xoA2dZn4ew」のような”1”あるいは”3”からはじまるアドレスを受け取り側の人から教えてもらい、送信側はそれを宛先欄に入力して、送りたい金額を設定してからSENDを押せば送金が完了します。
アドレスについては、いまのところはこんな長い文字列ですが、もっと分かりやすいアドレスに設定できるようにする取り組みもあるので仮想通貨が普及するころにはもっと覚えやすい形になっているでしょう。

 

とはいえ、お金という大事な情報を送ることになるので、実際テキストを送るだけのシステムとは少し違います。
送金したビットコインが、確実に正確に相手のもとに届くよう、ある革命的なしくみ・技術を使ってその送信・送金の証明を行っています。
これはビットコインを理解する上で非常に重要な言葉なのでぜひ覚えておいてほしいのですが、その革命的なしくみ・技術の名前は、ブロックチェーン」といいます。
ブロックチェーンはビットコインにもともと組み込まれていた取引証明のシステムで、ビットコインの基盤技術といってもいいものです。
ビットコインを本当に理解するには、このブロックチェーンを理解する道を必ず通らなければなりません。
ビットコインが単なるデジタルデータから価値のある通貨だと認識するためには、ブロックチェーンの仕組みを理解することによってのみ、可能だと断言します。
もちろんその他にもアプローチはありますが、このブロックチェーンへの理解を欠いている状態でそれらの情報にアクセスしても、その姿勢は基本的には望ましいものではないでしょう。

これはビットコインについての基礎的な知識がまだ十分でない人には、複雑な話のようでとまどいを覚えるかもしれません。
それはビットコインを理解しようとしたのに、ブロックチェーンという全く新規の概念を理解しなければならない、という話だからです。

しかしながらビットコインという通貨そのものもすごいのですが、世界のIT企業やIT国家推進派の政府などにとっては、このビットコインの基盤的技術であるブロックチェーンに革命ともいえるちからが備わっていることを理解し始めているのです。
もっといえば、いま社会にビットコインが存在しているという事実が世界的に驚くべき現象なのです。

 

 

 


第三者のいらない世界

 

ブロックチェーン

 

ブロックチェーン

 

ビットコインを理解する上で、ブロックチェーンのことを理解することは不可欠だと書きました。
このビットコインを成立させている技術ブロックチェーンについてこう語るのは、世界初の一般向けブラウザ「Mosaic」を開発したマーク・アンドリーセンです。

「ついにきた、という感じでしたね。こいつは天才だ。ノーベル賞に値するぞ、と騒がれています。これこそがインターネットがずっと求めつつ得られなかった分散型信頼ネットワークなんです。」1

世界中のあらゆる分野の賢明な人たち、技術者、金融関係者、企業家、国家・政府が今、ブロックチェーンを理解しようとしています。

なぜでしょうか?

それは、信頼された第三者を介することなく、端末間でやりとりされるデータに嘘がないことを保証する、というブロックチェーンの性質に由来します。

 

もちろんビットコイン自体、つまり仮想通貨自体も非常に重要です。
ビットコインやその他の仮想通貨の存在は、この価値の革命の必須要素です。
しかし「ビットコイン」という名称は、プロトコル名でもありネットワーク名でもあり、さらには分散コンピューティングのイノベーションのその始まりの名称でもあります。
通貨としてのビットコインは、このイノベーションの最初の応用だと言えます。
これからビットコイン・仮想通貨を勉強しようとする方は、このビットコインとブロックチェーンという2つの要素の関係性をぜひ頭に入れておいてください。

 

理解の旅へ。

 

2009年、ビットコインは、ブロックチェーンという世界を揺るがす技術をともなって、ひっそりと誕生しました。
それから8年後、2017 年 4 月 1 日に日本において仮想通貨法が 施行されました。
(正確には、「情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律案」という法律のなかの「資金決済に関する法律」が仮想通貨法と呼ばれています。)

国が、ビットコインを含む仮想通貨は、資産であると認めたのです。
法律は時代のニーズに答えていくための仕組みづくりである以上、国内で大きな流れが動きはじめたことを示唆しています。
これから、さらに仮想通貨の認知は高まっていくでしょう。
存在そのものが驚異であるビットコインが理解されていくでしょう。

そしてそのビットコインという存在を成立させていたブロックチェーンが、あらゆるインターネットサービスに活用されていくことになるでしょう。

 

これを書いている2017年現在、ビットコインはまだまだかわいそうな状況にあります。
しかしそろそろ、「ビットコイン 怪しい」、「ビットコイン 危険」などのワードの先行するのに区切りをつけて、すべての人がビットコイン、それからブロックチェーンについて学んでみてもよいのではないでしょうか?
ビットコインの基礎的な情報を辿っていけば、ビットコインがなぜ信じられるようになったのか、その理由が分かっていくはずです。

 

さあ、今からでも遅くはありません。ビットコインの理解の旅へ出発しましょう。

 


→次:「技術的なこと、どこまで知ればいいんだろう?|ビットコインとブロックチェーン②

技術的なこと、どこまで知ればいいんだろう?|ビットコインとブロックチェーン②

 

注釈

  1. 『ブロックチェーン・レボリューション』、p.6

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リム(Rhime)

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