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2017年12月16日、XEM支払いによるフリーマケット「nemket」が東京:入谷で開催されました。
ここでは簡単な概要も含め、行けなかった人にも会場の雰囲気が伝わるように写真も交えレポートとしたいと思います。
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記事の末尾にはキャプションを付けたギャラリーを貼ったので、パラパラとめくっていくとひと目でnemketの様子が分かると思います。
※NEMのことをなにも知らない人にでも分かるように書きたい(+英文にもしたい)ため、やや繰り返し、かつ定型的な文章になるかもしれません。
詳しい方で、もし冗長と感じた場合にはギャラリーを覗いてみてください。
→英語版も同時に公開しました。→こちら。
NEMとはなんですか?nemketとはなんですか?
NEMは、ブロックチェーンテクノロジーのプロジェクト名です。
XEMは、NEMのブロックチェーン内に存在するネイティブなトークン(通貨のようなもの)です。
nemketは、物品やサービスの売買をXEM 決済で行う事が出来る即売会です。
XEM 払いのフリーマーケットのようなもの、デザインフェスのようなものと思ってもらえるといいと思います。
このnemketは、NEMのコミュニティの中から自然に企画が立ち上げられ、日本(東京)で開催されました。
当日のnemketでは通貨XEM による決済だけでなく、独自ネームスペースやモザイクを使用した企画や仕組みが準備され、NEMの機能を最大限活用したイベントとなりました。
nemketのコンセプトはどのようなものですか?
目的・コンセプトは、「NEMの機能を実際に使うこと」です。
各ブースに並んだ商品やサービスは、NEMのモザイク(通貨)であるXEMを使ってのみ購入や提供を受けることが可能です。もちろん日本円は使えません。
参加者の方に「nemってこんなことができるんだ」「nemの機能のこんな使い方もあるのか」と感じてもらい、単なる投機的な存在ではなく実用的な技術であることを理解して欲しいという思いが込められています。
会場へはどのようにして入場しましたか?
ここで重要なのは入場の仕組みですが、今回のnemketでは事前にnemket運営の方々が入場用の専用のモザイクを発行していました。
この特定のモザイクを所有しているかを確認できるアプリケーションを事前に準備し、それをスキャナー代わりにして正当な権利を持つ人のみに入場を許可するシステムを導入していました。
この試みについては、応用の仕方次第で今回のようなイベントのチケットをはじめ、映画や舞台・演劇等の入場チケットのシステムとして実用的な技術となる可能性があります。
当日のnemketには、どのような商品が並びましたか?
nemketには、合計13ブースが出展されました。
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これらは大まかに、「物販」と「サービス」の2つに分類されます。
一つ目の「物販」のメインはNEMグッズです。
ピアスやネックレスなどのアクセサリーをはじめ、しおりやポストカードなどの雑貨類、タオルやハンカチなどの小物類が販売されました。
次は二つ目の「サービス」です。
今回のnemketでは、
- NEMのテクノロジーを実際に使用したことのあるエンジニアの方に対してのNEM/XEMの関する全般的な相談
- SNSアイコンやキャッチコピーなどのブランディング等を含む、デザイナーへの相談
- 会場にセッティングされたスタジオを使った、プロフィール用などに使う写真撮影サービス
などが催されました。
これらはすべてXEM、およびNEMを使って発行されたモザイクの支払いで行われました。
nemket会場にはどのような人が来場しましたか?
多くは、20代~30代の若い人たちでした。
彼らは幼いころから電子機器に触れて育った、いわゆる”デジタルネイティブ”、またはそれに近い世代の人たちなため、NEMなどの仮想通貨にもあっという間に適応し、スマートフォンのウォレットを使いこなして来場していました。
しかし、中には子供連れで来場している方もいました。
来場していた子どもたちは、通貨が法定通貨のみではなく、1000を超える通貨を自由に選択できる世代となることを意味します。
その中の通貨の一つにXEMがあることを願います。
nemketギャラリー
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