OpenApostille

OpenApostilleとは何か。/ネム(NEM/XEM)【ブロックチェーン】

この記事は約 9 分で読めます。

 

仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトのなかに「ネム(NEM/XEM)」があります。
このNEMは、一般的に、優れたAPI1が提供されており、イーサリアム(Ethereum/ETH)などと比べて開発・実装が簡単であるというメリットがあると言われています。

その特性からか、アドレスを入力することでアドレスの活動を一覧できるXEMBookや、Twitter上でチップを送れるTipNEMなど様々なサービスが整備されつつあります。

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その中で、NEMがデフォルトで提供している、ブロックチェーンの改ざん不可能性の特性を利用した存在証明システム「Apostille(アポスティーユ)」をより身近に使えるように拡張した「OpenApostille(オープンアポスティーユ)Daoka@DaokaTradeさんによってリリースされました。
NanoWalletで作成したパブリックなアポスティーユを公開できるOpenApostille公開のお知らせ

 

ここでは、簡単にアポスティーユとオープンアポスティーユについて記事にしました。
これを読んでアポスティーユとオープンアポスティーユがどんなものか分かったら、ぜひ実際に試してみてください。

 

 


アポスティーユとは

 

NEM_アポスティーユ

 

まずアポスティーユについて簡単におさらいです。
公式ドキュメントから引用しますと、

NEMのアポスティーユサービスは、NEMブロックチェーンで公証されたファイルの真正性を公証し、確認するために使用されます。
その使用方法は様々ですが、重要なのは原産地証明書とコンテンツが必要な重要な文書を登録することです。
NEMのアポスティーユは、証明書(apostille)の.pdfと、ファイル名にハッシュを持つオリジナルファイルと、公証履歴である.ntyファイルの3つをまとめた、公証が成功した後の.zipファイルを公証オーナーに返還します。

アポスティーユでは、タイムスタンプとオーナーシップの証明書を使ってブロックチェーン内のすべての文書を永久に記録することができます。
これは特定の日付に知的財産を所有している(していた)ことを証明します。
また、ドキュメントの将来のバージョンを比較して、変更が加えられたかどうかを即座に検出することもできます。」
https://docs.nem.io/en/nanowallet/apostille-module

 

としているように、なんらかの知的財産をブロックチェーンによって記録しておくことができるNEM標準搭載(NanoWalletに統合されている)の機能です。

 

 


 

OpenApostille

 

概要

 

OpenApostille

 

このアポスティーユをより身近に使えるようにしたのが、OpenApostilleだと思ってもらえればいいと思います。

存在証明をもっと身近に” = 「OpenApostille」です。

 

このOpenApostilleの扱うデータについてですが、標準のアポスティーユには、公証(アポスティーユ)の種類として

  • パブリック
  • プライベート

がありますが、OpenApostilleは、”オープン”とあるように前者の公共的に誰でも閲覧できるようなパブリックな公証データを主な対象としています。

 

公証の大まかな手順

 

OpenApostilleを使った公証の大まかな手順は、簡単に以下の通りです。

 

  1. NEMのNanoWalletから任意のデータをアポスティーユする。
  2. Zipで返還されたデータをOpenApostilleにアップロードする。

 

注意点

 

OpenApostilleにアップロードした場合、アドレスなどを誰でも閲覧できるようになるので、公証する場合は、

「公証用アドレス」

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のようなものを準備して行うと良いと思います。
メインの他に作成するほか、たしかメインの下にツリー状でサブアドレスを作れる機能もNanoWalletにあった気がするので、それらをうまく活用するといいでしょう。

 

また公式の注意事項からも引用して以下に掲載しておきます。

 

  • Open Apostilleでは”パブリック”なアポスティーユのみ扱っています。 “プライベート、譲渡、アップデート可能”なアポスティーユは扱っていないのでご了承ください。
  • Open Apostilleにアップロードしたファイルは誰でも閲覧することができます。プライバシーに関わる情報、機密情報など外部に漏れるとまずいものはアップロードしないでください。
  • アップロード可能なファイルサイズは50MBまでです。
  • 削除キーはOpenApostilleにアップロードしたファイルを削除する際に必要となります。削除キーを忘れると削除できなくなるので忘れないようにしてください。
  • OpenApostilleはアポスティーユを補完するサービスです。NanoWalletでアポスティーユしたファイルは大事に保管してください。

https://www.openapostille.net/add

 

 


 

使い方

 

  1. NEMのNanoWalletから任意のデータをアポスティーユする。

 

 

まずNanoWalletからアポスティーユします。

保管先はパブリックを選択します。

 

任意のデータをドラッグ&ドロップしてアポスティーユします。

 

 

こんな感じになれば大体はOKです。(NEMのアイコンってなんかかわいいですよね。)

 

ZIPファイルが返還されますので、任意の場所に保存します。
OpenApostilleではこのZIPファイルを使います。

このZIPファイルは通常「NEMsigned — Do not Edit — yyyy-mm-dd.zip」という名前になって返還されます。
このファイル名は、編集はしないように注意します。

 

ちなみに解凍するとこんな感じです。

 

 

  1. Zipで返還されたデータをOpenApostilleにアップロードする。

 

https://www.openapostille.net/にアクセスし、
「アポスティーユをアップロードする」
からアップロード画面にアクセスし、返還されたZIPファイルをアップロードします。

 

「NEMsigned — Do not Edit — yyyy-mm-dd.zip」形式のZIPファイルをアップロードします。

削除キーも一緒に設定しておくといいでしょう。
作業は以上で完了です。

 

 

公証データを閲覧する。

 

以上の作業を終えオープンアポスティーユへの掲載が完了すると以下のようになります。
(わたしはロゴをアップロードしてみました。)

 

URL:https://www.openapostille.net/detail/c2fe15c3b6b4a0f8ea45a3536765e542d17f7d6c4b15ff5179495de1777c8bd8

 

ファイルはOpenApostille上では、以上のようにアポスティーユの情報が取得されテーブルに表示されます。

アポスティーユ元ファイルにも、アクセスできます。
またアポスティーユで発行される証明書も閲覧することができます。

 

証明書

 

 

 

アポスティーユオーナーへの投げ銭機能

 

※追加:2017/12/12

 

NEMのアポスティーユ機能で公証し、オープンアポスティーユへアップロードしたオーナーへの投げ銭(チップ)機能が追加されました。

 

openapostille

 

アポスティーユの詳細ページから「投げ銭をする」を選択。

 

openapostille

 

アポスティーユオーナーのアドレスとQRコードが表示されます。

 

 


 

補足:Githubに公開されているロゴパックのお知らせ

 

OpenApostille

 

あまり書くと蛇足になるので控えめにしておきますが、OpenApostille本サイトや、この投稿のアイキャッチに使用されているロゴはここのサイトの管理者のRhime@CryptoRhizomeがデザインして、OpenApostille開発者のDaokaさんに採用していただきました。

そのロゴについてですが、DaokaさんがロゴパックとしてGithub上で公開してくださっていたので、以下にリンクしておきます。
→こちらからダウンロードできます。:https://github.com/daoka/OpenApostille_Logo

 

またこの投稿のアイキャッチの透かしを外したものも以下に貼っておきますので、ブログなどで使ってみてください。
ロゴ全般、基本の画像の上から加工したりは全然OKです。
時間があるときGithubのほうも更新しておけたらいいなあと思ってます。

 

OpenApostille_nonWatermark

 

 

注釈

  1. アプリケーションプログラミングインタフェース(API、英: Application Programming Interface)とは、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。https://goo.gl/9pli2s

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リム(Rhime)

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ブログの閲覧ありがとうございます。 記事がなにかのお役に立てたなら幸いです。 もし何か分からないことがありましたら、お気軽にコメント下さい。(DISQUSにログインするか各種SNSの連携で書き込みください。匿名投稿も可能です。) |【プロフィール】: リム(Rhime)。RhizomeBrain(リゾームブレイン)管理人。Twitter:https://twitter.com/CryptoRhizome 2017年3月から仮想通貨への投資を開始。株式投資は2年ほど。 読書が好き。 大学ではデザインを学ぶ。フラットデザイン・マテリアルデザイン勉強中。

OpenApostilleとは何か。/ネム(NEM/XEM)【ブロックチェーン】” への4件のフィードバック

    1. ありがとうございます。
      ↓やっつけで英語にしてみたのですが、たぶん怪しい英語です。
      https://rhizomebrain.net/openapostille-en/
      ぜひ英語圏の人にも使ってもらいたいものだと思っていますが、わたしは英語のコミュニティを深く知らないので…。どこかありますかね?
      BitcoinTalkとかでしょうか。

      0

      1. 英語の対応誠にありがとうございます。
        日本で作られたものは、非常に良いものがあるのに、世界に知られない事が多いので、英語での記事は非常に役に立ちます。
        私も英語での良い宣伝方法は持ち合わせていないのですが、知っている所には宣伝していきたいと思っております。
        なるべく多くの人が目にするであろう所に、宣伝していけばいいと思います。場違いにならないところならどこでも良いと思います。

        0

        1. とんでもないです。
          海外の情勢を日本語にして発信するのは大事ですけど、仮想通貨・ブロックチェーンの場合その逆もまた大事ですよね。
          とりあえずわたしのほうも、日本発のものなど英語にしたら良さそうなところに投稿したいと思います。
          (今のところ自分はBitcoinTalkのNEMのスレッドくらいしか思いつきませんが、あとで書き込んでみようと思います。

          0

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