仮想通貨事業で躍進するSBI:新たにグローバル取引所SBI MAXの立ち上げも。

仮想通貨事業で躍進するSBI:新たにグローバル取引所SBI MAXの立ち上げも。

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6月29日に行われたSBIホールディングスの株主総会で、SBIが新たにグローバルな仮想通貨取引所の開発を目指す「SBI MAX」を設立予定であることを発表しました。

 

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株主総会での資料はこちら↓(180ページありますがRippleなどについては118ページあたりからです)
SBIホールディングス株式会社 経営近況報告会

SBIは、今夏に国内向け仮想通貨取引所のSBIバーチャルカレンシーズの開設を発表していますが、今回の発表はSBIのさらなる仮想通貨、およびRippleを中心とした次世代の価値のインターネットを実現するための事業への注力を意味していると考えられます。

 

​​動画:株主総会での北尾社長による説明:仮想通貨事業については1時間40分あたりからです。

 

SBI MAXについては、
「極めて安全性が高く、外にオープンに開かれた取引所として、地域普遍性を重視し、世界共通となりうる多種多様な仮想通貨のグローバルな流動性を確保していく。」
とSBIの北尾社長は同株主総会のなかで話しています。

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仮想通貨事業で躍進するSBI:新たにグローバル取引所SBI MAXの立ち上げも。

 

取扱い通貨についての詳細は説明がありませんでしたが、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)の他にも、イーサリアム(ETH)やネム(NEM)、ライトコイン(LTC)のロゴが確認できます。

SBI MAXという取引所を設立するにあたって、ビットコインから始まった仮想通貨市場は、算出によると560兆円もの規模になる予想があることを社長自身が説明し、このような機会にはぜひ他国内ファンドも出資をしていかなければならないなどと促し、SBIが新しい技術の取り込みに非常に積極的で過去に固執せず革命のリーダー的存在となっていく決意を感じさせました。

 


 

これまでにもSBIは2016年5月にRippleと提携を組みSBIホールディングスが60%、リップルが40%を出資してSBI RippleASIAを立ち上げてきました。
Rippleの送金ネットワークには、新たに10の金融機関が参加したとし、このネットワークにはSBI、三菱、などの国内銀行から、世界では20以上が参加とのことです。

Rippleはビヨンド・ブロックチェーンを掲げ、Ripple社が開発したInterledger Protocol(ILP:インターレジャー)の技術を使うことによって、SWIFTシステムからの転換を視野に入れていることを示しています。
このILPを使うことによって送金等にかかるシステム費用が33%ダウンし、またRippleのデジタルアセットXRPを使うことによって送金コストが約60%ほどが減少、他銀行への送金が24時間対応リアルタイムで数百円から十円以下にまで下がるということもいっています。

またXRPとビットコインと比較して、

送金時間:XRP4秒、ビットコインの1/900
一秒間あたりのトランザクション件数:1000件 ビットコインの160倍
送金コスト:XRPはビットコインの1/1600

とXRPの優位性を強調しました。

説明の間でSBIはイーサリアムにも関与していることを表しましたが、実体としてはRippleが信用できるものであるとしました。
このXRPを(社会的なほんとうの意味で)本物にしていく、と示しています。

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またSBIは、ブロックチェーン技術の活用に向けて、バークレイズ、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、などの名だたる世界の大手銀行9行が手を結び2015年に立ち上げた「R3コンソーシアム」にも出資しており、外部最大持ち株比率を持つ筆頭株主であることを示しました。

SBIは資料の中でR3について、

アメリカのR3社が推進するコンソーシアムには、SBIのほか世界各国の80社以上の金融機関 が参加。
ブロックチェーンを活用し、金融市場の効率化に取り組む世界最大級のワーキンググループ。
SBIはR3社が主導する分散レッジャー比較評価プロジェクトExodusに参画。
2016年11月に オープンソース化した金融機関向け分散台帳技術Cordaの商用化に向けた検証を他の金融 機関とともに実施。
R3は12銀行とともにRippleの仮想通貨「XRP」を用いた銀行間国際決済の実証実験を実施。

と説明しています。

 


 

この数年で急速な高まりを見せるブロックチェーンと仮想通貨。


直近では、日本、総務省がブロックチェーンを利用して、複数の役場を回らずに一括した手続きを実現しようという動きも出ています。

この市場にいち早く目をつけ、事業を拡大していく姿勢のSBIは今後とも仮想通貨経済を牽引してくビッグプレイヤーとして注目していく必要があるでしょう。

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リム(Rhime)

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