【DAG通貨】仮想通貨Nano (旧RaiBlocks/$XRB)は、ハイパーインフレ国家:ベネズエラの人々を救うのか?

この記事は約 21 分で読めます。

 


ベネズエラとハイパーインフレーション

 

 

私はTelegramでベネズエラの人と話し、報道される状況が本当に国に起こっているのかどうかを尋ねました。
彼が何を言ったかを見てください(報復を避けるためにユーザー名なしで投稿します)。

 


 

ベネズエラからの匿名の投稿

 

「ええ、1ドルを買うのには夢中です!
物事には、お金がかかります。
生活のための食べ物と本質的なものは、たくさんのお金を要します。
しかし、いまの問題はその生活ができないことです。
1ポンドの肉は、平均賃金よりも多くの費用がかかります。
人々はこの国で餓死しています。

食べ物はなく、薬はありません。お金があれば本当は問題にならないでしょうし、みなさんはそれを持つことができますが、多くの場合ここにはそんなお金はないので、必要なものを手に入れることはできません。
肉、鶏肉、トイレットペーパー、デオドラント、歯磨き粉、石鹸、ミルクのような基本的なもの。
皆さんが話していたテーマではないことは分かっています。

Sponsored Link


しかし私の国で起こっていることは、本当に深刻です。
私の家族は、比較的まともな経済的立場を持っており、私は神に感謝しています。
私たちはよく生きるために必要なもののいくつかを買う余裕ができますが、大多数はそれができません。
彼らは、餓死するか医学の不足のために病気で死にます。

私の父は血圧に問題がありますが、医療を受けることはできません。
私の国には何もないからです。
これは恐ろしいことです。
なぜこうした状況にあるのか。それは、政府制度は国のお金を盗む腐敗したシステムとなり、国民の幸福・福利厚生には関心がなく、見ているのは自分の利益だけで、国際機関は政府が人権を侵害しているのを見守っているだけだからです。
人々は正しいことをするのではなく、この狂気に立ち向かうのではなく、餓死に追いやります。

それは、自国と自分自身に起こらない限り、誰も理解も気にもしません。
しかし私はこれが他の国に起こらないことを心から願っています。
人々は苦しみ、飢え、悲しみなどを知らない。しかし彼らはそこに住んでいます。
私はあなたが安全であることを願っています。
あなたの指導者を選ぶたびにあなたの人々がよく分析してくれることを願っています。
腐敗したシステムが癌のように見え始めると、それはすべてのことを制御するまでシステムのさまざまな部分に広がり始め、彼らはそれを記録し、誰もそれを止めることはできません。

神はあなたとあなたの家族とあなたの国を祝福します。
メリークリスマス、グッドフレンド。
この長い声明で退屈させてしまい申し訳ないですが、私はベネズエラの生活が本当にこうした状況であることを人々に知らせる必要がありました。
私は国の状況がどのようなものかを知らせなければなりませんでした。」

 

このメッセージを読んで私がこうした状況について非常に驚き、動揺し、怒っていると言ったとき、彼はユーザー名を表示せずにFacebook上でPOSTし言いました。

 

「WOW!それはすてきなことです。ありがとうございます。
状況が本当に悪いということを人々が洞察することを願っています。
数ヶ月の厳しい仕事は、ちょうど1.50ドルの価値があります。
私は時間がたつにつれてそれが小さくなるので、私は誇張していると言わなければなりません。
1日かそこらは、インフレが成長するために国が必要とするものです。
1日かそこらで、値札が上がってくるのを見るでしょう。
それは、一週間の間、価格を維持しているものは全くないことを意味し、すべては常に上がります。
数ヶ月の作業(12月26日の時点で1.50ドル、実際には値段が少し下がっていますが、これを四捨五入しています)は、24個入りの卵のセットに相当します。
1ポンド(500g)の肉は、国の基本給(約1.50ドル)よりも高い。

人々は飢えている。
国民が飢えているうちに、政府は国の犠牲によって誰も想像することのできない非常に裕福な生活を盗んで生きる。
子供たちは食べ物のために人々の扉をノックし、子供と大人たちは街中で食べ物を求め、多くはゴミを食べる。
これがこの国の”人道的”な様子です。」

 

皆さん、そこで何が起こっているのかを見て、可能な限り共有し、社会主義者/共産主義政府にできることを認識してくれることを願っています。
それは独裁者になるまでの時間です。私は本当にショックを受け、その人の証言を悲しんでいました。
証言は本当であり、テレグラムを介して私に直接話しました。Facebookの投稿のctrl c + ctrvl vではありません。ベネズエラの友達は可能な限り共有しています。
署名された、leonardopmacedoそしてその話題とraiblocksとの関係について:私はraiblocksに関する議論の中で彼を見つけました。

Venezuela situation by a Venezuelanより

 

Venezuela situation by a Venezuelan from RaiBlocks

 

原文を見る(英文)

 

ベネズエラと仮想通貨ペトロ

 

翻訳をしていて、とてもショックを受けました。
これはRedditという海外の掲示板に投稿されていたものです。
このベネズエラの様子を記した彼が、本当にベネズエラの国民であるかを確かめるすべはありません。
また、投稿に記された国民の状況が本当のことなのかも行ってみなければわからない部分も多いことと思います。

しかし、ベネズエラが深刻なインフレーションに直面していることは確かです。

現在、そうした自国の通貨の問題を解決するべく、ベネズエラでは石油などを裏付けにすることで価値の維持を謳う”ペトロ”という仮想通貨の発行を国レベルで進めていると言われています。

しかし、多くの識者はこのペトロに懐疑的です。
なぜなら、根本的にベネズエラという国家そのものへの国際的な信頼が存在しないからです。
そのうえ仮想通貨の普及に必要なインターネットを利用している国民は人口の3分の1だといいます。1

Sponsored Link


しかし、このペトロには860,811人の若者がすでにこの通貨へのアクセス権を得るための申請を行っているとの情報もあります。2

 

こうした(ベネズエラの)情勢についてインターネットで情報を得ることはできますが、本当のところは分かりません。
情報をは錯綜しています。
しかし、現在のベネズエラの状況は様々なところで目にすることができます。

マドゥロは2013年3月にウゴ・チャベス大統領の死後、大統領代行を果たす役割を担った。チャベス大統領の終わりにインフレが始まるのは、これまでの歳月を過ぎてからだ。2013年までに、マドローの政府は高いインフレ率と商品不足に直面した。大統領としてのマドゥロ初年度のインフレ率は 50%以上上昇し 、2017年末までに予想インフレ率は2,300%となった。

インフレ率の上昇は、ベネズエラ政府に対するますます暴力的な抗議を引き起こしている。現地メディアは、4月に抗議が始まったため、警察と市民の衝突で100人以上が死亡したと推定している。
http://www.businessinsider.com/venezuelas-new-note-is-worth-just-250-2017-11

 

 

Guri water reservoir

 

ベネズエラは崩壊寸前です。それはかなり長い間続いてきました。

それは世界で最大の実績のある石油埋蔵量を持つ国ですが、それを利用することはできません。そのほとんどは無料で(ほとんどの場合、自国の市民であるクバと、過去の借金、主に中国への支払いのために)授与されています。それには、何らかの南米社会主義(スターリン主義や東ドイツのようなものではない)と、ウーゴ・チャベス(Hugo Chaves)からのすべての借金を受け継いだ愚かな指導者(マドゥロ)がいます。
彼らは何千人ものエンジニアを国外に押し出し、現在は電力施設を操ることができません。
ほとんどの産業が残っていないので、中国から多くのスペアパーツを輸入します。

彼らは、国の電気のほとんどを生産する”Guri water reservoir(水力発電)”の機能に大きく依存しています。
しかし昨年、レベルが低下した後には完全に閉鎖された。

文化的な要素はそこにいる人々を混在するのにマッチしますが、彼ら(指導者)には奇妙な形の陰謀があります。

それは本当に貧しい国であり、生き残るための人々の意志によってのみ生活が成り立っています。

What’s the reason for Venezuela being the country that searches for Raiblocks the most?

 

 

 

蛇口(Faucet)がオアシス

 

日本は豊かですので、こうした感覚はなかなか理解しづらいことかもしれませんが、仮想通貨でよくある蛇口(Faucet)はごく貧しい人々にとって素晴らしいオアシスである可能性があります。

 

RaiBlocksのほとんどは、受けとる人が(BOT等ではない)人間であることを証明する作業ために、キャプチャを使った蛇口で配布されました。
しかし、ほとんどの人はそれを気にしませんでしたが、それが無料のお金の源であることの発見は、ベネズエラの人たちにとって非常に貴重な体験でした。

 

これは、冒頭の状況を鑑みても十分真実性があると思います。
数ヶ月の労働が1.5ドル程度の価値であるなら、Faucetから受給できる仮想通貨であってもそれは生活の大きな助けになるでしょう。

また、仮想通貨にはビットコインをはじめ多くの割合で、発行上限が定められている通貨が多いです。
RaiBlocksも、すでに最大供給量に達していますので、インフレーションが起こることはありません。

一方的なデフレーションがいいというわけでもないと思いますが、資産的な価値保存(Store of Value)の対象として、ベネズエラの人々に選択肢が増えるのならばそれはいいことだと思います。

 

 

送金手数料が0.1ドルすらかからないことは、素晴らしい|DAG通貨「RaiBlocks」

 

 

 

DAG通貨

 

GIFアニメーション:参考:DAG型暗号通貨のすすめ ブロックチェーンを代替しうる新技術

 

 

取引手数料を伴わずに政府の手にない暗号通貨は、現実の世界の解決策になるでしょう!

 

ついつい日本にいると、「200円くらい手数料がかかってもまあいっか」と思ってしまいますが、こうした国の状況を考えると手数料はやはり問題です。

こうした中で、そもそも構造的に送金手数料がかからないDAG通貨は、貧困地域におけるテクノロジーソリューション(解決策)のひとつになる可能性があります。
以下は、DAG通貨である「RaiBlocks」の検索トレンドを示したものです。

Raiblocks-Venezuela

 

すると、第一位にベネズエラが来ているのが分かります。
また、四位のバングラデシュも大変貧しい国です。

いわゆる発展途上国の地域の住民にとって、腐敗した政府の発行する仮想通貨よりも、正当なテクノロジーに成り立つ仮想通貨を選択することは十分考えられます。

しばらく難民問題が大きな問題になっており、中東地域から受け入れに寛容なドイツ等へ逃れる人が多くいます。
その際も、スマートフォンで共通の目的を持つ人々と連絡を取り合い、地図を表示し、逃げ出す上での様々な関門を回避していました。

ブロックチェーン(およびDAG)等のテクノロジーも、彼らのような人々に経済的な自由を与え、エンパワーメント(個人の力の強化)を発揮するかもしれません。

 

エンパワーメントの基盤|スマートフォンと教育、情報とモバイルウォレット

 

 

しかし一方で、先にも書いたように発展途上国の人々がみなデジタルデバイスを持っているわけではないと思います。
スマートフォンは、かなり広範囲で普及しているとみられますが、”国民人口の3分の1”である可能性もあります。

また、仮想通貨は往々にして使用するまでに複雑怪奇なプロセスを経る必要があります。
掲示板の書き込みでは、

  • 「ベネズエラでは仮想通貨を使っているのは見たこともない」という意見から
  • 「私が聞いたところによると、若者はすでに仮想通貨を使っている。」

と意見はさまざまです。

日本において仮想通貨のメインプレイヤーが20~30代の若い世代のように、新しい物事に柔軟に対応することができている人はベネズエラにおいても変わらないかもしれません。

”ペトロ”への申込みが860,811件を超えていることは、情報を理解する能力への心配がややあります。
しかし静かにRaiBlocksのような先端技術(DAG自体の技術は前からあるようなので、通貨への応用としての先端技術)を若者が実際に所有し始めているという書き込みからは、大衆の静かな”リバイバル”が実現できる可能性も見えてきます。

 

エンパワーに必要なもの

まずは情報です、といいたいところですが、まずスマートフォンがないことには始まりません。
インターネットを利用している国民は人口の3分の1だというのが本当ならば、仮想通貨が普及する基盤的にはすこし心もとない気はします。
しかし、テクノロジーをみなが享受できなかった頃の日本における「よそのうちのカラーテレビを見に行く」ような行動で補える可能性もあります。

次は教育だと思います。
なにかしらの文脈を読み取る力というものが備わっていなければ、仮想通貨などの存在を正しく理解することは難しいかもしれません。

そして、次に情報です。
調べたところ、ベネズエラはスペイン語が公用語のようです。
英語はできるのか分かりませんが、スペイン語もコミュニティが大きいのでそれなりに情報取得可用性は高そうです。

最後に、実践的なものとしてモバイルウォレットがあげられると思います。
やはり、パソコンなどの高価なものより―――最近では非常に安価なスマートフォンも多く発売されているので―――こうした安価なプラットフォームで使用できるウォレットのリリースが待たれます。
公式によると、近いうちにAndroidとiOSのウォレットがリリースされるようです。

 

 

最後に|仮想通貨の目的について

 

日本でもそれなりに経済的問題はあります。
仮想通貨の繁栄と成功は、若者のリバイバルという側面もあります。

ただしこうしてみてきたように、他の地域ではそれよりも深刻な状況に陥っている国もあります。

こうしたことを書くと、「世の中には食事も取れない子どももいるんですよ」といった具合のクソリプと揶揄されそうですが、そうした反応(リプライ)が正しいのかは分かりません。
チャートがフラクタル形状を保ちつつ、上昇を続けるように、経済的問題も同比率の形状を保ったまま大小に形を変えて社会に遍在しているのかもしれません。

 

しかし、こうした事例は、物事をラディカル(根本的)に考えるいい機会です。
つまり仮想通貨はなぜ始まったのか、ということです。
儲けるコモディティとして発明されたのか。
エンパワーのために発明されたのか。

 

そうしたことです。

 

仮想通貨は、ほとんどがオープンソースで開発されています。
誰でも支援することが可能です。
そして誰でも好きな通貨を選べます。

無料の送金は、仮想通貨の未来かもしれません。

 

 

 

 

注釈

  1. https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171208/Harbor_business_155946.html
  2. https://news.bitcoin.com/venezuela-miners-petro-maduro/

Sponsored Link

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

リム(Rhime)

リム(Rhime)

ブログの閲覧ありがとうございます。 記事がなにかのお役に立てたなら幸いです。 もし何か分からないことがありましたら、お気軽にコメント下さい。(DISQUSにログインするか各種SNSの連携で書き込みください。匿名投稿も可能です。) |【プロフィール】: リム(Rhime)。RhizomeBrain(リゾームブレイン)管理人。Twitter:https://twitter.com/RhizomeBrain 2017年3月から仮想通貨への投資を開始。株式投資は2年ほど。 読書が好き。 大学ではデザインを学ぶ。フラットデザイン・マテリアルデザイン勉強中。