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ウォレット事業大手「XAPO」:SegWitを統合を予定:一方でBitcoin CashやEthereumなどに移行可能と示唆する

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日本ではまだあまり有名ではありませんが、ビットコインウォレット事業で大手のXAPO(ザポ)がSegwitに対応することになりました。
今のところ対応しているビットコインウォレットは、GreenAddressくらいじゃないでしょうか?

このXAPOのCEO”ウェンセス・カサレス”は、ビットコインの開発初期から多くの人に使われるようになるまでを描いたナサニエル・ホッパーの伝記、『デジタル・ゴールド』にも登場するビットコイン黎明期からの伝道者として活躍してきた企業家です。→デジタル・ゴールドについてはこちらの記事を参照してください。

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今回Segwit対応ということで、ビットコインの送金手数料問題などは適度に改善すると思われますが、一方でこのXAPOの経営陣は「ビットコインの拡張としてのSegwitに対応はするが、改善が見られない場合、Bitcoin CashやEthereumなどに移行可能だ」と示唆しました。

以下では、和訳記事を追ってどのような主張がなされたか見ていきましょう。

原文:Xapo President: Biggest Bitcoin Companies Could Move to Bitcoin Cash or Ethereum

 


 

SeapWit2xのハードフォークが、Blockchain、BitGo、ShapeShift、およびその主任開発者Jeff Garzikをはじめとする大手サポーターによって打ち切られた後、ビットコインウォレット事業大手の「Xapo」はSegWitを統合する予定です。

しかしXapoの社長テッド・ロジャーズは、Bitcoin市場の大手企業のうちいくつかはBitcoin CashやEthereumなどの柔軟性が高くスケーラブルな仮想通貨群に移行し、数百万人のユーザーと大量のトランザクションを処理する可能性があると警告しています。

ロジャースは述べた:

「私の推測では、大手ビットコイン関連企業のうちいくつかは、Bitcoin CashやEthereumに移行し、数百万のユーザーとトランザクションを取ることになるでしょう。ビットコインをサポートはしますが、将来のためのサポートにはフォーカスしないでしょう。XapoはまだBitcoinのみでSegWitを実装しますが、他の人・企業に(なんらかのビットコインに関連した)プレッシャーをかけて時間を無駄にはしません。

 

Bitcoin CashとEthereumに移行する企業の可能性

 

Xapo、Blockchain、Coinbaseのようなメジャーなビッグコイン・ビジネスは、過去数ヶ月以上にわたり、SegWitとてライトニングのようなセカンド・レイヤー・ソリューションに関し、企業や企業にプラットフォームを拡張するための特定のソフトウェアを採用させるのは好ましくないアプローチだというスタンスでした。
さらに重要なのは、SegWit2xをサポートしている多くの企業が、取引手数料の負担をユーザに負担してはならないと断言しています。

来月にSegWitでもビットコインの取引手数料が依然として高いままであれば、Rogersは、より安価な取引とより大きな取引容量を処理できるより大きなブロックチェーンがあれば、Bitcoin CashとEthereumに移行する可能性があることを強調しました。現時点では、Ethereumブロックチェーンネットワークは、ビットコインの1日のトランザクション量の2倍、1日あたり約550,000トランザクションを処理します。

Xapoの最高経営責任者(CEO)であるウェンセス・カサレス氏は、高い取引手数料がビジネスにとってより利益を上げているものの、同社はユーザーのためにオンチェーンでのスケーリングを望んでいると付け加えた。

Xapoが保有しているコインが多くなればなるほど、Xapoの取引量は増え、利益も上がります。10月はこれまでで最も収益性の高い月でしたが、これらの手数料で11月はより良いものになりました。私たちは、Xapoにとって決して有益ではないものの、他のユーザーにとってより良い結果をもたらすであろうことから、いくつかのオンチェーンスケーリング(すべてではない)を望みます。さもなければ、Bitcoinは十分に所持している1%の人のためのツールになるだろう、とウェンセスは語った。

 

Bitcoinスケーリングはここからどこに行くのですか?

 

最終的には、SegWit2xをサポートする企業とBitcoin Coreをサポートする企業、コミュニティ、開発者の間のコミュニケーションの問題に結びついています。Bitcoinコア開発チームは、コミュニティと共に、基本的にいくつかのオンチェーンスケーリングに反対していないようです。しかし、NYA契約と2016年に設立された香港合意によれば、企業はSegWitを最初に採用し、どのようにソフトウェアが展開するのか確認してから、その後にチェーン上(オンチェーン)またはセカンドレイヤーの拡張を追求することを期待しています。

グローバルビットコインのコミュニティの間でコンセンサスは、企業が最初にSegWitを採用し、もしそれがスケーリングソリューションとして十分でない場合には、ビットコイン業界の間で論争の激しいハードフォークや論争の激しい競合を引き起こさない他のソリューションを追求すべきである、ということです。

 


まとめ

 

ということで、XAPOについて見てきました。

大手ウォレット企業は、オンチェーンスケーリングに柔軟に対応する姿勢を示し、場合によってはBitcoin CashやEthereumに移行も示唆しました。

とはいえ、スケーリング問題はビットコインにおいて長年議論されてきた話題である事実からも、以下のような意見―――

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Bitcoinコア開発チームは、コミュニティと共に、基本的にいくつかのオンチェーンスケーリングに反対していないようです。しかし、NYA契約と2016年に設立された香港合意によれば、企業はSegWitを最初に採用し、どのようにソフトウェアが展開するのか確認してから、その後にチェーン上(オンチェーン)またはセカンドレイヤーの拡張を追求することを期待しています。

も依然として残っています。
どちらがいいのか。それは一言で答えられる問題ではありません。
しかし。記事内の言葉を流用して言うと、これからのビットコインの発展においては、

ビットコイン業界の間で論争の激しいハードフォークや論争の激しい競合を引き起こさないソリューションを追求すべきである。

ことは間違いありません。

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リム(Rhime)

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